法務省のウェブサイトでは、認定司法書士について次のように説明されています。


司法書士の簡裁訴訟代理等関係業務の認定
法務大臣の認定を受けた司法書士は、簡易裁判所において取り扱うことができる民事事件(訴訟の目的となる物の価額が140万円を超えない請求事件)等について、代理業務を行うことができます(簡裁訴訟代理等関係業務)。簡裁訴訟代理等関係業務は,業務を行うのに必要な能力を有すると法務大臣が認定した司法書士に限り、行うことができるとされています。


当事務所で取り扱っている、消費者金融等に対する過払金返還請求や消滅時効援用の業務等がおこなえるのは、上記のとおり法務大臣から簡裁訴訟代理等関係業務の認定を受けた、いわゆる認定司法書士に限られます。

私は2002年2月に司法書士登録をし、2003年7月に法務大臣に認定を受けています。認定司法書士の制度が出来てから最初に実施された簡裁訴訟代理等能力認定考査を受けて合格しているので、認定司法書士としての経験年数が最も長い司法書士の1人であることになります。

近年に登録した司法書士であれば、ほとんどの人が法務大臣の認定を受けていると思われますが、私よりも上の世代の司法書士の中には認定を受けていない(または、簡裁訴訟代理等能力認定考査に合格できなかった)人も少なくないと思われます。従来からの司法書士の主要業務である不動産登記や商業登記のみをおこなうならば認定司法書士である必要はないので、長時間の研修を受けてまで考査を受けようとは考えないのも理解できるところです。

また、当事務所のように債務整理業務を取り扱うならば認定司法書士であることは必須ですが、それ以外の民事訴訟などについては認定司法書士であっても積極的に取り扱っているところは少ないと思われます。当事務所でもかつてはアパートなどの未払い賃料請求や建物明け渡し請求訴訟などを請け負ったこともありますが、認定司法書士であっても弁護士に比べて出来ることに限りがあるため、今ではほとんど全く取り扱っていません。

コロナ禍の影響などにより債務整理のご依頼が多くなっている裏返しとして、賃料不払いなどの問題も増加しているのだとは思いますし、そのような債権を回収したいとの需要も多くなっているはずですが、それを業務として取り扱うことには積極的になれません。

話は全く変わりますが、当サイト(https://www.shihou-shoshi.net/)のGoogle検索順位はひたすら低調なままとなっています。「司法書士 松戸」で検索しても100位にも入っておらず、司法書士以外によるサイトよりもずっと下にいるような状況です。

更新もあまりしてませんし、Googleから全く評価されないのも仕方のないところですが、ここまで順位が低いままだと余計にサイト更新へのモチベーションが沸いてきません。このサイトだけの問題では無く、新たに司法書士事務所がサイトを作成しても、やはり順位を上げていくのは難しくなっているのかもしれません。

現在は、松戸の高島司法書士事務所では、当事務所メインサイト(https://www.shihou-shoshi.com/)が最強と言っても良い状況ではありますが、気を抜かず他のサイトのパワーも蓄えていかねばなりません。そのためには、当サイトも「松戸 司法書士」などでの順位を少しでも上げていきたいものです。